いくらかかるの?奄美大島への引越し移住費用の相場と料金の目安。単身・ご家族お引越のお見積もり

「奄美引越し便」アイランデクス株式会社 ご相談窓口の池田です。

これから引越しを予定している皆さんは、引っ越しにかかる料金や費用について相場が気になりませんか?

大阪から奄美大島行きなら約28〜33万円、東京から奄美大島行きなら約30〜35万円くらいが相場となりますが、地域が変われば大きく変わるのが離島引越の特徴です。

「自分の引越見積もりがいくらくらいなるのか、まず知りたい!」という方はこちらの記事をご覧下さい。

 

一番お問い合わせの多い、全国から奄美大島へのお引越のご予算感をまとめてみました。

コンテナのサイズとは、、、(引越の費用、その前に。)

画像は琉球物流様HPより http://www.ryukyu-logi.com/kaijyoukamotsu/kaika_konsai.html

奄美へのお引越は基本的に「コンテナ引越」になります。

トラックのまま輸送すると、トラックの輸送代金がとても高額になり、またトラックの往復分を計上しないといけませんし、大阪から奄美という航路でも約30時間かかるのでトラックの後続時間的にも望ましくありません。

そこで便利に使われているのが「コンテナ」です。引越で使う海上コンテナのサイズは主にこちらの3サイズで、コンテナの横幅でサイズ分けされ、10F・12F・20Fサイズです。(F:フィートと呼びます 1F=約30cm;長さの単位)

 

コンテナのサイズ感

10F:幅約3m   x 奥行き2.3m x 高さ2.3m 約4畳

12F:幅約3.6m x 奥行き2.3m x 高さ2.3m 約5畳

20F:幅約6m   x 奥行き2.3m x 高さ2.3m 約8畳

 

入る引越荷物の目安

10F:2〜3人家族で荷物の少ない方:家具一式で1LDKくらいにお住まい

12F:2〜4人家族で荷物の多い方:大きめのWベッドやタンスなどが複数

20F:4LDK以上、一戸建てで荷物のかなり多い方

 

奄美引越の料金の大半を締めるのが、このコンテナ代金・海上輸送代金です。

20Fコンテナの輸送料金は、10Fコンテナのほぼ2倍となってしまうので、

多くの客様は10Fか12Fサイズに調整されてお引っ越しされる方が多いです。

そのため今回の奄美引越の費用の目安では、10F・12Fコンテナだった場合にしぼって記載いたします。

*価格や目安です。すべて税別

*時期や予約状況により異なります。

*オプションや必要スタッフ数でも変動します。あくまで目安としてご検討ください。

北海道から奄美大島へのお引越費用の相場・目安

北海道は広いので、場所によってお値段が大きく変動して参ります。

今回は分かりやすく北海道は札幌から奄美大島の名瀬に引っ越したケースで検討しみます。

 

北海道・札幌 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約42〜50万円 札幌からJR・大阪から船便

12Fサイズ:約42〜55万円 札幌からJR・大阪から船便

 

北海道からだと、12Fサイズも10Fサイズもほぼかわらない値段感になります。

東北以北だと、船便よりもJR輸送の方が安くなることが多いため。

JR輸送は規定のコンテナサイズが12Fサイズから。

同じ北海道でも、帯広や釧路では値段感が大きくかわってきます。

札幌のようにメインの交通機関と近い引越場所なら、遠距離の割にはお値段を押さえることができます。

 

東北から奄美大島へのお引越費用の相場・目安

東北も、場所によってお値段が大きく変動して参ります。

今回は一番問い合わせの多い、宮城県仙台から奄美大島の名瀬に引っ越したケースで検討してみました。

 

宮城県・仙台 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約37〜45万円 東北からJR・大阪から船便

12Fサイズ:約40〜55万円 東北からJR・大阪から船便

 

こちらも仙台からだと、12Fサイズも10Fサイズもほぼかわらない値段感になります。

東北以北だと、船便よりもJR輸送の方が安くなることが多いため。

JR輸送は規定のコンテナサイズが12Fサイズから。

福島県もだいたい仙台と同じくらいの費用感となってきます。

ただし同じ東北でも、日本海側と太平洋側では値段感が大きくかわってきます。

 

青森や岩手なら:この費用感に+3〜5万円

秋田や新潟なら:この費用感に+4〜7万円

となることがあります。

関東から奄美大島へのお引越費用の相場・目安

関東も、場所によってお値段が大きく変動して参ります。

今回は一番問い合わせの多い、東京都・24区から奄美大島の名瀬に引っ越したケースで検討しみます。

 

東京都・24区内 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約30〜40万円 東京から船便

12Fサイズ:約35〜45万円 東京からJR・東京から船便

 

関東くらいから10Fコンテナと12Fコンテナの値段感に差がはっきりと出てきます。

たいだい5〜8万円近くの差が出てくるので、10Fコンテナになんとか調整してお荷物をまとめられる方が多いです。

東京からの船便は、沖縄経由の奄美便となります。

船が東京を出港してから約4〜6日で奄美大島に到着します。

ただし関東でも、アクセスの悪い立地では東北とかわらない値段感となってきます。

東京からのアクセスが比較的よい神奈川や千葉県や埼玉県では東京からの費用感とほぼかわらないお見積もりになります。

 

栃木や茨城なら:この費用感に+3〜5万円

群馬なら:この費用感に+4〜7万円

となることがあります。

中部地方から奄美大島へのお引越費用の相場・目安

中部地方も、場所によってお値段が大きく変動して参ります。

今回は一番問い合わせの多い、愛知県・名古屋から奄美大島の名瀬に引っ越したケースで検討しみます。

 

愛知県・名古屋 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約31〜40万円 名古屋または大阪から船便

12Fサイズ:約36〜45万円 名古屋または大阪から船便

 

中部地方くらいから10Fコンテナと12Fコンテナの値段感に差がはっきりと出てきます。

たいだい5〜8万円近くの差が出てくるので、10Fコンテナになんとか調整してお荷物をまとめられる方が多いです。

大阪からの船便は、直行の奄美便(RORO船)となります。

船が大阪を出港してから約2日で奄美大島に到着します。

 

愛知からのアクセスが比較的よい東海地域と、山に囲まれた中央高地・日本海側の北陸側ではお引越の見積もりが変わって参ります。

 

<東海>岐阜・静岡なら:この費用感に+2〜5万円

*三重県はほぼ近畿地方といえ、むしろ愛知県より2〜5万円ほど安いお見積もりになります。

<中央高地>山梨・長野・岐阜の山側なら:この費用感に+4〜7万円

となることがあります。

<北陸>福井・石川なら:この費用感に+2〜5万円

になることがあります。

関西から奄美大島へのお引越費用の相場・目安

関西地方からのお引越だと、基本的に大阪からの船便をお勧めしております。

その関係で大阪へのアクセスのしやすさで値段が変動してきます。

今回は一番問い合わせの多い、大阪府・大阪市内から奄美大島の名瀬に引っ越したケースで検討しみます。

 

大阪府・大阪市 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約28〜35万円 大阪から船便

12Fサイズ:約33〜45万円 大阪から船便

 

船便だと中部地域と同じく、10Fコンテナと12Fコンテナの値段感に差がはっきりと出てきます。

たいだい5〜8万円近くの差が出てくるので、こちらも10Fコンテナになんとか調整してお荷物をまとめられる方が多いです。

大阪からの船便は、奄美大島への直行便(RORO船)となります。

船が大阪を出港してから約2日で奄美大島に到着します。

(正確には約28時間程度。)

大阪からのアクセスが比較的よい兵庫県や京都府では大阪からの費用感とほぼかわらないお見積もりになります。(+1〜3万円程度)

 

和歌山や滋賀・奈良(・三重)なら:この費用感に+3〜5万円

となることがあります。

中国地方・四国から奄美大島へのお引越費用の相場・目安

お問い合わせ件数は少ないですが、お困りの声を絶えず頂くのが「中国地方」と「四国」からの奄美へのお引越です。

大阪からの船で奄美に送る方が安くなるのか、

鹿児島から送った方が安くなるのか。

その関係で大阪へのアクセスのしやすさで値段が変動してきます。

今回は一番問い合わせの多い、岡山県・岡山市から奄美大島の名瀬に引っ越したケースで検討しみます。

 

岡山県・岡山市 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約29〜37万円 大阪から船便

12Fサイズ:約30〜40万円 岡山駅からJR・大阪から船便

 

岡山県や広島県・徳島県・香川県など、大阪からのアクセスが比較的よい地域なら

こちらの予算感で奄美引越が対応可能です。

また、大阪で一度集積させて奄美への「相乗り」が成立することが多いので、10Fより少ない荷物量だと10万円近く値段が下がることもこれまでに何度もありました。

12FコンテナサイズとなるとJR鉄道を使ったプランをおすすめすることが多いです。

 

四国のなかでも関西からは遠くにあたる「高知県」「愛媛県」だと

この価格に+2〜5万円くらいを目安としてください。

 

中国地方の山陰側「鳥取県」「島根県」も同じく+2〜5万円くらいが目安となります。

 

逆に「広島県」や「山口県」となると、

12Fコンテナの輸送の価格が ー1〜 ー3万円ほど下がるケースもあります。

この地域の場合、大阪に船便で戻すより、九州経由のJRコンテナの方が安価になるためです。

 

 

 

中国地方や四国からの奄美引越で、お荷物が少ない方の裏技

 

この地域から奄美引越で、単身サイズのお荷物だったり、家具が極端に少ないと、

10Fコンテナでも容積を持て余すことになります。

そういった場合、ヤマトの「単身パック」や「単身Xパック」で一度、大阪の弊社事務所まで送っていただき、

その後こちらの「相乗り」荷物と一緒に奄美大島に送ることも可能です。

 

大手引越会社が得意な「単身パック」と、弊社の得意な「奄美引越便」を組みあわせて

よりスムーズなお引越を提供させていただいております。

 

九州地方から奄美大島へのお引越費用の相場

九州地方からのお引越だと、鹿児島港からの船便をお勧めしております。

その関係で鹿児島へのアクセスのしやすさで値段が変動してきます。

今回は一番問い合わせの多い、鹿児島市内から奄美大島の名瀬に引っ越したケースで検討しみます。

 

鹿児島市 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約20〜23万円 鹿児島から船便

12Fサイズ:約25〜30万円 鹿児島から船便

 

奄美大島も鹿児島県であることもあり、比較的近くになるためお値段的にもかなりお安く調整可能です。

(閑散期価格)

お荷物量によってはコンテナを使わず、トラックで往復する方法をとることも多いです。

 

鹿児島内でも鹿児島港から遠い大隅半島側だとやはりお値段が少しあがります。

 

 

同じ九州でも鹿児島から近い、南側の地域の方がお見積もりは安くなります。

熊本・宮崎で+2〜5万円程度。

 

九州の北側にあたる、大分、福岡(博多)、長崎、佐賀は荷物量によっては10Fと12Fとの値段が変わらないことがあります。

鹿児島からトラックを走らせるには微妙に距離があり、丸一日仕事となるため、荷物量が少くともなかなか値下げが難しいケースも多いです。

 

ただ福岡や佐賀県からは問い合わせも多い地域なので、相乗りでその分値段調整が聞くこともあります。

また、四国・中国地方と同じように、ヤマトの単身パックで一度鹿児島の事務所まで配送してもらい、

鹿児島で相乗り対応することも可能です。

 

スケジュールに余裕のある方はぜひお問い合わせください。

 

沖縄から奄美大島へのお引越費用の相場

同じ離島の沖縄からの奄美大島へのお問い合わせも多いです。

 

 

沖縄県・那覇市 → 奄美大島・名瀬

10Fサイズ:約17〜25万円 沖縄から船便

12Fサイズ:約20〜28万円 沖縄から船便

 

奄美大島との船便も活発なので、お値段的にも距離の割にはかなりお安く調整可能です。

(閑散期価格)

お荷物量によってはコンテナを使わず、トラックで往復する方法をとることも多いです。

 

 

沖縄から奄美への引越代金は、時期により大きく値下がりすることもありますので、

ぜひ一度お問い合わせください。


引越料金には「定価」が無いためこちらの見積もりの金額はあくまで目安です。

スケジュールや引越場所によって提供するサービスも料金設定も異なっているため、詳細の見積もりを取らなければ実際の費用がわからないためです。

そのため、自身の引越料金や費用を正確に知る場合は、直接見積もりをお問い合わせ頂く必要があります。

 

・「来年の引越に備えて、奄美引越の相場を知ひとまず知っておきたい」

・「トラックを使って自力の引っ越しも検討しているため、判断材料として目安を知りたい」

というお客様のために、引越費用の目安として記載しました。

 

奄美引越便のさらなるメリット

また、奄美引越便では年間150件以上の奄美引越のお問い合わせを頂いているので、

奄美引越の「相乗り」が発生するケースが多いです。

「相乗り」が成立すれば、コンテナ輸送料金を折半できるので、お値段がぐっと下がることが多いです。

 

「相乗り」でぐっと格安に!

奄美引越はコンテナ引越となるため、「単身引越」や荷物の少ない「ご家族引越」ではコンテナスペースを持て余すことが多いので、「相乗り便」はお値段を下げる一番のポイントと言えます。

場合によっては10万円以上の値下げが可能なことがあります。

引越のスケジュールに余裕があったり、日時調整が可能な方は、「相乗り」を検討してみてください。

実際に奄美引越便では、毎月2、3件(繁忙期だと4、5件)の相乗りが発生しております。

 

「相乗り」は東京・大阪 2地点で可能

大きく沖縄・奄美行きの船便は3つで、「東京発」「大阪発」「鹿児島発」です。

それぞれの経由地で相乗り調整が可能なのが、奄美引越便が「格安対応」可能な一つの理由です。

お客様の所在地が奄美行きの少ない地域だからといってあきらめず一度問い合わせてみてください。

 

たとえば、関西で「大阪の単身」「兵庫の単身」「奈良の単身」をまとめて、大阪南港から奄美に荷物を送ったり。九州で「福岡の単身」と「鹿児島のご家族引越」をまとめて相乗りで奄美に送ったりも可能です。

先日も、仙台から奄美への単身お引っ越しで、大阪の奄美引越便・事務所までヤマトの単身Xパックで送ってもらい、そこから「相乗り」で奄美に送るというケースもありました。

 お客様のスケジュールに合わせて最適なプランを組みますので、ぜひ一度問い合わせてみてください。